- 「工場の給料だけで、この先やっていけるのか不安…」
- 「でも夜勤明けでクタクタなのに、副業なんてできるのか」
上記のような疑問や悩みを持つ人に向けて、この記事では6年間製造業に身を置き製造業で独立した私が、工場で働きながら実際に続けられた副業と、おすすめしない副業とその理由を正直にお伝えします。
この記事を読めば「就業規則の確認の仕方」や「工場勤務でも続く副業の選び方」が知れて、あなたが今日から始められる副業がわかります。
工場勤務の副業は「あなたの生活に収まるかどうか」で決まります。



この記事を読んでいるあなたは、将来に漠然とした不安を抱えていたり、副業にチャレンジしようと考えたりしているのだと思います。
工場勤務に収まる副業を知りたいのであれば、ぜひ読み進めてください。
結論として、おすすめの副業はブログですが、その理由をすぐに知りたい人は工場勤務におすすめの副業はブログ(記事内リンク)へ進んでください。


- 加工食品の製造を生業にする職人
- 小売業→加工食品卸売業→加工食品製造業と2度の転職を経験
- 加工食品製造業6年→加工食品製造業で独立
- 工場勤務の傍らで副業ブログを始め、著書『副業ブログは「正しい手順」で決まる』を刊行
工場勤務で副業は禁止?始める前に押さえること3つ


工場で副業を始めるとき、最初に片づけるべきは「うちの会社はやっていいのか」という不安です。
ここを曖昧にしたまま走り出すと、収入よりも先に職場での立場を失うリスクを抱えてしまいます。
この章では就業規則の読み方と、副業禁止と書かれていた場合の考え方、そして工場勤務だからこその注意点を3つに分けて解説します。
読み終えれば、あなたが今日やるべき確認作業がはっきりするはずです。
確認①:就業規則の「副業・兼業」を自分の目で読む
まずは就業規則の「副業・兼業」「服務規律」の項目を、自分の目で読んでください。
副業の可否は法律ではなく、会社のルールである就業規則で決まるからです。
確認したいのは次の3点です。
- 禁止なのか、許可制なのか、届出制なのか
- 事前の申請や上司の承認が必要か
- 競業や機密に関する決まりがあるか
就業規則は常時10人以上の労働者を雇っている事業所では、作成が義務付けられています。
10人未満の少人数の事業所以外は、就業規則があるはずです。
就業規則があるのであれば、総務や人事に口頭で確認するのではなく、自分の目で就業規則に書かれている副業の規定をチェックすることをおすすめします。



人事課で口頭で確認するより、就業規則の一文を自分の目で見たほうが確実です。
確認②:「副業禁止」でも会社が制限できる範囲は決まっている
就業規則に「副業禁止」と書かれていても、それは法律ではなく社内のルールです。
厚生労働省の副業・兼業の促進に関するガイドラインでは、裁判例を踏まえて原則として副業・兼業を認める方向が適当であるとされています。
ここからお伝えするのは、あくまで民間の工場勤務を前提とした目安です。
公務員は法律で副業の扱いが別に定められていますし、ガイドラインそのものも法律ではありません。
そのうえで会社が禁止・制限できるのは、次の4つに当てはまる場合です。
- 労務提供上の支障がある場合
- 業務上の秘密が漏洩する場合
- 競業により会社の利益が害される場合
- 会社の名誉や信用を損なう行為がある場合
ただし規則違反による処分のリスクが、ゼロになるわけではありません。
無断で押し通すのではなく、許可制なら申請する、届出制なら届け出るという社内ルールを守ってください。



ルールを破って得た収入には後ろめたさを感じるものです。堂々と続けられる形から入ることをおすすめします。
確認③:工場勤務ならではの注意点は「職場で話さない」こと
工場で副業を始めるなら、職場では副業の話をしないことをおすすめします。
狭い現場では、話した内容が本人の知らないところで噂として広がっていくからです。
私の場合、ブログ立ち上げの経験を聞きつけた同僚から「ただでWebサイトを作ってもらえないか」と打診を受けたことがあります。
相手に悪気があったかは別として、こちらにかかる負担を一切考えていないと感じました。



何気なく話したことがストレスになったので、職場では副業の話をしないことをおすすめします。
ここまで「副業を始める前に押さえること」についてお伝えしました。
つづいては「工場勤務の副業選びで外せない4つの条件」を解説します。
工場勤務の副業選びで外せない条件4つ


副業が続かない原因は、やる気ではなく選び方にあります。
工場勤務には、他の職種にはない時間と体力の制約があるからです。
そのうえで私は、副業でやった作業があとに何を残すかという視点も外せないと考えています。
この章では、私が工場勤務と副業の両立で痛感した4つの条件をお伝えします。
自分に合う副業を見極める基準として使ってください。
条件①:将来の資産になるか
1つ目はやった作業が自分の資産として残るかという視点です。
同じ時間を使うなら、あとから効いてくるものに使ったほうがいいからです。
ブログはレンタルサーバー代金を支払ってさえいれば、書いた記事がそのままネット上に残ります。
公開したあとも読まれ続けますし、あとから加筆して育てることもできるんですよね。
一方でWebライティングのように、納品した時点で終わりになる仕事は、手元に何も残りません。
書いた記事は依頼主のものになるからです。
手元に何が残るかで、数年後の景色は変わると考えています。



工場の仕事で何も残らない感覚に悩んだ時期があったからこそ、私は資産として残るブログを選びました。
条件②:時間の切り売りにならないか
2つ目は労働時間をそのままお金に換える副業を避けることです。
時間を売る仕事は、自分が動けなくなった日に収入も止まってしまうからです。
私が勤務していた工場では勤務中は立ちっぱなしで、数十キロの製品を手で冷蔵庫へ運ぶような作業もあり、帰宅するとぐったりしてました。
夜勤を経験した時期は倦怠感や強い眠気に襲われ、夜勤明けの日はほぼ潰れてしまうんですよね。
そのため動けない日がそのまま報酬ゼロになる副業は、工場勤務とかみ合いません。
その点でブログは過去に書いた記事が手を止めた日も残り続けるストック型です。
副業ブログを始めるのは体調のいい日に、30分からで十分です。
平日に使う時間は上限を、1〜2時間と決めておいてもいいですね。



疲労や夜勤明けで、やりたいことができなかった私からすると、止まっても消えない形かどうかはとても重要でした。
夜勤が体に与える影響については「夜勤はやめとけ」と言われる理由|夜勤のメリットや抜け出す方法を解説で詳しく解説しています。
条件③:初期投資が少ないか
3つ目は初期投資が少ないものを選ぶことです。
高額な講座から入る副業や、まとまった仕入れが必要な副業は、合わなかったときのダメージが大きくなってしまうからです。
その点でブログはレンタルサーバーとドメインの費用だけで始められる副業になります。
私がブログを始めたときは、ドメイン無料キャンペーン中だったため、かかった費用はサーバー代だけでした。
負担が小さければ、結果が出ない時期も淡々と続けられます。



やめても痛みの少ない金額から入るのが、長く続けるためのコツの1つです。
条件④:在庫を持たないで済むか
4つ目は在庫を抱えないで済むかという条件です。
在庫を持つ副業は先に仕入れ代金を支払い、売れなければお金が戻ってきません。
要するにリスクがとても高いんですよね。
物販やせどりは、仕入れた商品が売れ残った時点で、赤字と保管の手間が同時にのしかかります。
工場勤務をしながら検品や梱包、発送の作業まで抱えるのは現実的ではないと考えています。



在庫を持たない副業なら、うまくいかなくても失うのは自分の時間だけです。
ここまで「副業選びの4つの条件」をお伝えしました。
次章では、この4つを満たす副業を紹介します。
工場勤務におすすめの副業はブログ【私が実際に続けられた理由】


ここからは前章4つの条件を満たした私の本命と、よく挙がるけれど、おすすめしない副業を分けてお伝えします。
「おすすめ10選」のような網羅はしません。
やっていないものをすすめても、あなたの役には立たないからです。



先にお伝えした4つの条件を満たし、かつ工場の経験がそのまま活きるものは、私の場合ブログだけでした。
ブログ:4つの条件をすべて満たす副業
工場勤務の副業で私がもっともすすめたいのはブログです。
4つの条件をすべて満たすうえに、工場勤務の経験そのものが記事になるからです。
実際に私は工場で働きながらブログ執筆を始め、ライティングスキルやAIの知識を身につけました。
今あなたが読んでいるこのブログも、6年間の工場勤務で私が悩んだことを書いたものにすぎません。
単純作業でスキルが身につかない不安、パワハラをする上司、肉体労働による疲労の積み重ね。



当時つらかった経験が、そのまま同じ悩みを持つ人の役に立つ記事へ変わったんだと考えています。
ブログはすぐに稼げる副業ではない
一方で、すぐに稼げる副業ではないことも正直にお伝えします。
私がエックスサーバーを契約したのは2024年1月25日で、初めて収益を得たのは2025年4月でした。
1年3か月かかって、報酬は2,200円です。
ブログを始めて2年3か月が経った時点でも、私の報酬は月5桁にとどまっています。
NPO法人アフィリエイトマーケティング協会のアフィリエイト・プログラムに関する意識調査2026で、アフィリエイト調査の回答者(991人)を集計すると、ひと月の報酬が5桁に満たない人は52.8%でした。
工場勤務者を対象にした統計ではありませんが、ブログが始めれば誰でも稼げる世界ではないことは伝わると思います。
それでもおすすめするのは、工場勤務との相性が良く、書いた記事が資産として残るからです。



初めての2,200円は少額でしたが「自分の力で稼げた」という事実に、めちゃくちゃ興奮しました。今でもブログを続けられているのは、この成功体験のおかげです。
Webライティングをすすめない理由
副業の候補として、よく挙がるWebライティングを私はおすすめしません。
そもそも私は記事を受注した経験がなく、稼ぎ方の詳細を語れないからです。
そのうえ条件①と条件②に照らすと、納品で終わる仕事は資産になりません。
書いた記事は依頼主のものになり、作業した時間をそのまま売る、切り売りの働き方です。
自宅で完結して体力を使わない点は、工場勤務と相性が良いものの、私の基準では本命になりませんでした。
書く仕事に興味があるなら、まずは自分のブログを数記事書いてみることをおすすめします。



ブログを立ち上げる経験も、書いた記事も、すべてがあなたの資産になります。
私が語れない副業もあります
動画編集やフードデリバリー、投資といった副業は、私には経験がありません。
ですので、この記事ではすすめません。
体験のない副業をもっともらしく紹介するのは、あなたに対して不誠実だと考えています。
もし気になるものがあれば、先の4つの条件で判断してください。
- 将来の資産になるか
- 時間の切り売りにならないか
- 初期投資が少ないか
- 在庫を持たないで済むか
この4つを満たしていれば、工場勤務でも続けられる可能性は高いと言えます。
一応言及しておくと、ネット物販は在庫を持つ時間の切り売り型、動画編集とフードデリバリーは時間の切り売り型になります。
投資に関しては、副業の先にあるステップと言えるでしょう。



大事なのは副業の種類ではなく、あなたの生活に収まるかどうかです。
ここまで「おすすめの副業」をお伝えしました。
つづいては副業よりも先に、環境を変えたほうがいいケースを解説します。
副業より先に、環境を変えたほうがいい人もいます


実は副業が最適解ではない人もいます。
場合によっては副業で埋めるより、環境を変えたほうが問題解決まで早いことがあるからです。
この章では私が6年間で見てきた工場勤務の構造と、副業より転職を優先すべき3つのケースをお伝えします。
あなたがどれに当てはまるか、確認しながら読み進めてください。
ケース①:勤め先の給料が構造的に上がらない
給料が構造的に上がらない職場なら、転職のほうが収入への効き方は大きいです。
私が6年間勤めていた小規模工場では、ボーナスや諸手当はついたものの、1度として昇給することはありませんでした。
一方で大手工場は諸手当が金額面で小規模工場よりも高く、一定の年齢まで毎年昇給があります。
つまり年を重ねるほど、収入の差はどんどん開いていきます。
副業をはじめるよりも、まずは土台そのものを変えるほうが安定するケースは、確かに存在するのです。



6年で1度も昇給しなかった事実を前にすると、努力の方向を変える判断も必要だと痛感しています。
大手工場について、詳しくは大手工場勤務は勝ち組?大手工場のメリット・デメリット、転職・就職する方法をご覧ください。
ケース②:体や心が限界に近い
体や心が限界に近いなら、副業ではなく環境を変えることを優先してください。
体調を崩せば、本業も副業も同時に止まってしまうからです。
工場勤務は閉塞的な環境で、限られた人たちと働く職場が多いです。
そのためパワハラや、いじめといったことも起こり得ます。
私は会社の幹部である上司から、6年間パワハラを受けていました。
相手が幹部であるため解決することも難しく、当時の私は転職するか独立するかしか思いつきませんでした。
結果として転職活動を経て独立しましたが、パワハラを受けた人のなかには、心が折れてしまう人もいると思います。
そういった人は心が壊れる前に、早めに環境を変えるべきです。
独立には入念な準備と大きなリスクが伴うので、まずは転職活動から始めることをおすすめします。



副業は逃げ道にはならないので、今すぐ環境を変えるべき人は迷わず転職を選んでください。
工場勤務からの転職活動に関して、詳しくは【工場勤務者の転職活動の流れ】在職中・退職後の違い、注意点を解説でお伝えしています。
ケース③:専門知識やスキルが身につかない
専門知識やスキルが身につかないなら、早めに環境を変えることをおすすめします。
専門知識やスキルが身につかないと、市場価値が上がらないまま、時間を浪費してしまうからです。
私も工場勤務を始めてから半年ほどは単純作業の繰り返しで、専門知識やスキルとは遠い業務をしていました。
ですが入社から半年を過ぎたあたりで工場の現場に異動になり、加工技術を学ぶことができ、今では製造業で独立しています。
もしも、あのまま単純作業が続いていたら、独立は不可能ですし、いずれは退職していたでしょう。



専門知識やスキルを身につけられない場合は、時間を浪費しないためにも、早めに行動することをおすすめします。
工場勤務者が副業を始める3ステップ


最後に今日から動ける副業を始めるステップを、3つに絞ってお伝えします。
どれも無料か、少額で始められるものだけです。
順番どおりに進めるだけで、遠回りを避けられます。
ステップ①:就業規則を確認する
まずは就業規則の「副業・兼業」の項目を確認してください。
ここが不明なまま始めると、収入より先に職場での立場を失うリスクが高まります。
許可制なら申請し、届出制なら届け出る。
これらを守るだけで、後ろめたさなく始められます。



この作業は無料で、今日のうちに終わるので、ここは絶対に飛ばさないでください。
ステップ②:副業を1つだけ選ぶ
次に、やる副業を1つだけ決めてください。
複数に手を出すと、すべてが中途半端に終わる可能性が高いからです。
判断基準は先にお伝えした4つです。
- 将来の資産になるか
- 時間の切り売りにならないか
- 初期投資が少ないか
- 在庫を持たないで済むか
もしも迷ったら、工場の経験がそのまま記事になる、ブログから試すことをおすすめします。
ステップ③:平日1〜2時間で小さく始める
最後は平日1〜2時間の範囲で始めることです。
本業に支障が出れば、会社が副業を制限できる理由(労務提供上の支障)に当たってしまうからです。
私も本業以外の時間はブログに割いてきましたが、半年が経った頃には結果が出ず、心が折れかけていました。
それでも続けられたのは、1年3か月後に届いた2,200円という、小さな成功体験があったからです。
まずは体調のよい日に30分、平日でも1〜2時間までという枠を先に決めておきましょう。
時間の枠を決めておくと、本業がしんどい週でも罪悪感なく手を止められます。
ブログを選ぶなら、私が遠回りした点を整理した本があります
私がブログ開設で遠回りしたのは「開設後の書き方」ばかり勉強して「開設そのもののやり方」を知らなかったからです。
私が遠回りした点を整理して、当時の自分に渡したかった手順を1冊の本にまとめました。
ターゲットを決めるところから、サーバー契約、キーワード選定、記事設計、AIを使った執筆までを一本の順番にしています。
収益が早くなると約束する本ではありませんが、私がどこで止まったのかは正直に書きました。
工場勤務の副業に関するよくある質問(FAQ)
まとめ:工場勤務の副業は生活に収まる1つを選ぶ
この記事の大事なポイントをまとめます。
- 就業規則の「副業・兼業」を、自分の目で確認する
- 禁止でも会社が制限できる範囲は限られているが、処分リスクはゼロではない
- 職場で副業の話はせず、詳しい工程や製品の情報も書かない
- 選ぶ条件は「将来の資産になる」「時間の切り売りにならない」「初期投資が少ない」「在庫を持たない」の4つ
- 私が実際に続けられて、自信を持ってすすめられるのはブログだけ
- 給料が構造的に上がらない職場や、体が限界に近い人は、副業より転職が先
工場勤務は残業が少なく、休日を取りやすい職場も少なくありません。
私が勤めていた加工食品工場でも残業はほとんどなく、急なスケジュール変更もなかったため、予定どおりの休日をしっかり取れていました。
その空いた時間を、資格の勉強に使ってもいいし、転職の準備に使ってもいい。
何か1つを始めた人だけが、数年後に違う場所に立っています。
私自身、パワハラや肉体労働に絶望した日々がありましたが、少しずつ行動を起こしたことで人生を大きく変えることができました。
私の場合は、その1つが副業ブログです。
今日から小さく1つだけ始めてみてください。
今すぐ環境を変えたい人は、次をご覧ください。






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