といった疑問を抱えた人に向けて、この記事では「工場勤務の人が頭おかしいと言われる理由」、工場勤務の頭おかしい人の「リアル」「正しい関わり方」「対処法」について解説しています。
工場に限った話ではないですが、職場には一定数、頭がおかしい人が存在します。
記事を読み終えることで、工場にいる頭おかしい人への「関わり方」「対処法」がわかるはずです。
記事前半では「工場勤務の人の頭おかしい理由」「工場勤務で実際に出会った頭おかしい人」、記事後半では「工場勤務の頭おかしい人との正しい関わり方」「工場勤務の頭おかしい人への対処法」を解説しています。
工場にいる頭おかしい人への「関わり方」「対処法」をすぐに知りたい人は工場勤務の「頭おかしい人」との正しい関わり方5選へ進んでください。
- 加工食品の製造を生業にする職人
- 小売業→加工食品卸売業→加工食品製造業と2度の転職を経験
- 加工食品製造業6年→加工食品製造業で独立
工場勤務の人が「頭おかしい」と言われる理由は?
前提として、工場勤務に限らず、どこの職場にも「頭のおかしい人」は一定数います。
ですが、工場勤務の人には特有の傾向も見られるのも事実です。
この章では、私の実体験をもとに「工場勤務は頭おかしい」と言われる理由について解説します。
工場勤務の採用基準が低いから
工場勤務の人のなかに「頭がおかしい人がいる」と言われる理由としては、工場の採用基準の低さが挙げられます。
具体的には「学歴不問の求人」が多かったり「工場派遣」があったりするため「誰でも就職できる」といった見方をされるからです。
実際、工場勤務の応募資格には「学歴不問」の求人が多くあり、採用基準が低さがうかがえます。
工場勤務の採用基準の低さが、工場勤務の人のなかには「頭がおかしい人がいる」と言われる一因と言えるでしょう。
コミュニケーションが苦手な人が働いていると思われているから
工場勤務の人のなかに「頭がおかしい人がいる」と言われる理由としては「コミュニケーションが苦手な人が働いている」と思われていることが挙げられます。
たしかに、工場にはコミュニケーションを苦手とする人が集まりやすい傾向があります。
理由としては、工場の仕事が一人でする作業が多く、コミュニケーションを取る機会が少ないイメージがあるからです。
私が勤務していた工場では、差別的な「好き嫌い」でコミュニケーションを取る人取らない人を決めている上司がいましたが、広い意味でコミュニケーションが苦手な人と言えます。
結論としては、コミュニケーションが苦手な人が、工場で働いているイメージが強いため「工場には頭がおかしい人がいる」といった印象を持たれていると言えるでしょう。
心身ともに余裕がないから
心身ともに余裕がない人が、工場勤務の人のなかにいることで「頭がおかしい」といった印象を持たれることがあります。
工場に心身の余裕がない人がいる理由は、工場勤務には残業や夜勤が多かったり、職場環境(空気・気温・衛生)が悪かったりする場合があるからです。
心身の余裕がなくなると、人に対してきつくあたる人が出てきます。
実際に私が勤務していた工場でも、仕事がハードだったため余裕がなくなり、人に対してきつい言い方をしたりパワハラまがいなことをしたりする先輩がいました。
このように、工場勤務の人のなかに心身の余裕がない人がいることにより、工場勤務の人が「頭がおかしい」といった印象を持たれると考察しています。
閉塞的な環境のため
工場勤務の人が「頭おかしい」と言われる原因の1つに、工場の閉塞的な環境が挙げられます。
工場勤務は関わる人が特定の人であったり、働く場所も特定の場所であったりと、閉塞的な環境です。
こういった閉塞的な環境で長年過ごすと「井の中の蛙的な人」が生まれます。
私が勤務していた工場の先輩もまさにこのタイプで、自分の考えはすべて正しいと考えているため、半端のない考えの押しつけがありました。
このように、工場の閉塞的な環境で長年過ごした井の中の蛙的な人により、工場勤務の人が「頭おかしい」と言われると考えられます。
この章では「工場勤務の人が頭おかしいと言われる理由」について解説しました。
次の章では、工場勤務で実際に私が出会った「頭おかしい人」をご紹介します。
工場勤務で実際に出会った「頭おかしい人」8選
この章では、私が6年の工場勤務で実際に出会った「この人、頭おかしいなぁ」と思った人を紹介します。
現在は独立し笑い話になりますが、当時はまったく笑えない状況でしたね(汗)
1.部下の話を聞かない・コミュニケーションが取れない上司
一部の部下の話を聞かない・コミュニケーションが取れない上司がいました。
理由は「好き嫌い」で部下を評価しているからです。
実際に、その上司は好きな部下には自分から話しかけますが、嫌いな部下とはほぼ話さないスタイルでした。
そして、嫌いな部下が報告や相談に行くと、どこかに消えてしまうといったことまでしていました。
当時は仕事が進まないし、会社や従業員にも不利益なので、本当に消えてほしかったです(笑)
2.取引先からの注文を担当部署に伝え忘れる上司
取引先の注文を担当部署に伝え忘れる上司がいまいた。しかも、何度も(汗)
理由としては、その上司が仕事へのやる気がないからだと考えています。
というのも、忘れるのは取引先の注文だけでなく、日常的な部下への指示も忘れていました。
この会社では事務所から指示が各部署に必ず届くので、事務所で指示が止まってしまうと、各部署は動きようがありませんでした。
当然ながら、この上司は従業員から「頭おかしい」と思われていたのは間違いありません。
3.自分の失敗を部下のせいにする上司
自分がした失敗を部下のせいにする上司がいました。
その理由は、自分のミスを認められないからです。人として小さすぎます(汗)
私は加工食品の工場に勤務していましたが、その当時の上司自身がミスで配合した製品に関して、すべて私の責任にされました。
さすがに私もこのときは「頭おかしいでしょ」と思い、とっさに言い返していました(笑)
4.病欠すると謝らせる上司
病欠すると「従業員全員に謝れ」と言う上司がいました。
その理由としては、その上司がパワハラ気質であったことが考えられます。
このときは私がまだ入社したてだったため、何も言わずに我慢しましたが、この上司の人間性に絶望感を抱きましたね。
厚生労働省の「職場のハラスメントに関する実態調査について」の令和5年度報告書によると、パワハラの行為者は「上司(役員以外)」が最も多く、全体の65.7%を占めています。
同じく、受けたパワハラの内容については「脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言(精神的な攻撃)」が最も多く全体の48.5%を占めます。
6年間の工場勤務で、私が受けたパワハラもこのデータの通りで、パワハラの行為者は「上司」で名誉毀損や侮辱といった「精神的な攻撃」が多かったですね。
5.会社の製品を盗む人
会社の製品を勝手に自宅に持ち帰る人がいました。
製品は加工食品だったため自宅へ持ち帰り、食べるつもりだったと聞いています。
製品がないことを会社に気づかれると、この人は自宅から製品を会社に戻し、素知らぬふりをしていました。
この件は大半の従業員が知ることになり、この人に対して全員が「頭おかしい」と思ったのは明白でした。
6.無断欠勤する人
常習的に無断欠勤する人がいました。
当時、その人は常習的に無断欠勤しており、責任感が乏しいように見受けられました。
実際、その人と組んでやる予定の作業を、前日に会社から命じられましたが当日に欠勤され、予定の仕事ができなかったことがありました。
無断欠勤することで、社会人ならわかる「生産性が落ちる」「従業員の士気が下がる」といったことを理解できていない人なので「社会人として微妙だなぁ」と感じた記憶があります。
7.トラブルがあったり、忙しくなったりするとキレる人
トラブルがあったり、忙しくなったりすると急にキレる人がいました。
キレる理由は日々のハードな仕事で、心身の余裕がないからだと考えられます。
私が工場に入社した当初、1人の先輩が私に仕事の引き継ぎをしましたが、この人がキレるタイプの人でした。
製品の流れが滞ったり機械の調子が悪くなったりすると、露骨に機嫌が悪くなり良くキレてましたね(汗)
当時の私は「こういう人の下で働くと人によっては萎縮してしまい、ミスが起こるケースもあるだろうなぁ」と考えていました。
8.人の悪口が多すぎる人
職場の先輩に、人の悪口が多すぎる人がいました。
人の悪口が多すぎる理由としては、人の悪口を言うことで人を下げ、自分を上げるのが目的だと考えられます。
実際、ほぼ毎日のように、上から目線で他人のことを批判していましたね。
当時の私は「この人がいると職場の空気が悪くなるなぁ」と感じていました。
多少の悪口なら許容できますが、毎日のように人の悪口を言うようでは「頭がおかしい」と思われても仕方ないですね。
ここまでで「工場勤務の人が頭おかしいと言われる理由」「工場に実際にいた頭がおかしい人」について、解説してきました。
続いては「工場勤務の頭おかしい人との関わり方」について解説します。
工場勤務の「頭おかしい人」との正しい関わり方5選
1.関わらない・距離を置く
頭おかしいと思われる人とは、基本的に「関わらない」「距離を置く」ことをおすすめします。
ただし、業務に支障が出ない程度にしましょう。
理由は「関わらない」「距離を置く」ことにより、仕事上で余計な火の粉を被らないので、不快な気持ちにならずに済むからです。
たとえば、自分のミスを部下のせいにする上司に関わってしまうと、いつかその上司のミスをあなたが被ることになります。
こういったことを防ぐためにも、頭おかしいと思われる人とはできる限り、関わらず距離を置くことをおすすめします。
2.話を鵜呑みにしない
頭おかしいと思われる人の話は、鵜呑みにしないことをおすすめします。
なぜなら、パワハラをしたり人に嫌な思いをさせたりする人の話は、まともに聞く価値がないからです。
こういった人たちは自分のストレスを、自分より弱い立場の人にぶつけて、ストレスを解消しているに過ぎません。
取るに足らない人と考えて、そういった人の話は鵜呑みにしないことが大切です。
3.自分の情報を教えない
頭おかしいと思われる人に、あなたの情報を教えないようにしましょう。
理由としては、あなたの情報を教えることにより、職場にあなたの情報を拡散される可能性があるからです。
たとえば、あなたの趣味・家族・恋人といった話は、悪口ばかり言う人には良いネタになる可能性があります。
職場ではあなた自身の情報の扱いには、気をつけてください。
4.気に入られようとしない
頭おかしいと思われる人に、気に入られようとしてはいけません。
その理由は、そういった人にゴマをすったり機嫌をうかがったりしても、余計にマウントを取られてしまうからです。
パワハラしたりマウントを取ったりするような人は、他人のことを常に上から見ています。
こういった人の機嫌をうかがうと、さらにマウントを取ってきます。
頭おかしいと思われる人とは、関わることなく距離を置くくらいがおすすめです。
5.孤立しない
頭おかしいと思われる人からの被害を受けないためには「孤立しない」ことが大切です。
その理由としては、人数が多いと、攻撃する側も意見を言いづらくなるからです。
具体的には、1人よりも2人、2人よりも3人というように大人数になればなるほど、意見は言いづらくなります。
なので、普段から仲間を作ることをおすすめします。
「入社したてで仲間なんか作れない」という人がいるかも知れませんが、あなたが真面目に普段の仕事に取り組んでいれば、きっと仲間はできるはずです。
あなたの普段の仕事ぶりは、誰かが必ず見ています。
この章では、工場勤務の頭おかしい人への「関わり方・予防的な措置」について解説しました。
次の章では、工場勤務の頭おかしい人への「対処法」について解説します。
工場勤務の頭おかしい人への対処法3選
上司・人事部へ相談する
頭がおかしい人への対応に困ったら、上司または人事部に相談しましょう。
頭がおかしい人が上司だった場合は、その上の上司または人事部に相談してください。
上司または人事担当者がまともであれば、対応してもらえるはずです。
相談するか迷っている場合は、すでに相当のストレスを受けているはずなので、迷わず相談することをおすすめします。
厚生労働省「職場のハラスメントに関する実態調査について」の令和5年度報告書において「パワハラを受けた後の行動」では、上司・社内の相談窓口・人事部へ相談した人が全体の27.6%と全体の3割近くを占めています。
なお、相談できる上司がいない・そもそも人事部がないといった場合には、厚生労働省のデータにある外部の相談窓口の利用がおすすめです。
私の場合も相談できる上司や部署がなかったので「労働基準監督署」に相談しました。
実際に動いてくれるといったことはありませんでしたが「私が取るべき行動についての助言」があったことはありがたかったですね。
部署異動を申し出る
頭のおかしい人への対応に困ったら、上司へ部署異動を申し出ることで対処できます。
あなた自身が異動する場合は明確な理由があれば、移動の申請が通る場合もあります。
しかし、相手を異動させることは難しくなります。
ただし、頭のおかしい人の立場によっては、その人を部署異動させることも可能です。
たとえば、あなたが中堅社員で相手が新入社員だった場合は、相手の問題点を具体的に指摘することで、異動させることも可能でしょう。
転職活動を始める
頭のおかしい人への対応の最終手段は「転職」です。
その理由としては「転職」しか根本的な解決ができないからです。
実際、私の場合、パワハラしていた人が上司であり会社の幹部でもあったため、根本的な解決をするためには転職するか独立するかしかありませんでした。
私は転職活動後に独立しましたが、まずは転職活動することをおすすめします。
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転職エージェントについて詳しくは【工場勤務者必見!】おすすめの転職エージェント5選と選び方3ステップをご覧ください。
工場勤務の頭おかしい人に関する良くある質問
工場勤務は頭おかしくなる?
工場勤務は必ずしも頭がおかしくなるとは限りません。
なぜなら、工場の仕事に向く人もいれば、向かない人もいるからです。
たとえば、同じ作業を繰り返すライン作業の場合、単純作業が得意な人なら向いていますが、不得意な人はストレスしか感じないといった具合です。
なので、工場勤務は必ずしも頭がおかしくなるとは限りません。
工場の仕事内容と、あなたの適性によります。
工場勤務は頭がおかしい人が多い?
工場勤務に頭がおかしい人が多いということはありません。
工場勤務に頭おかしい人が多いと思われる理由としては、工場の採用基準が低いため「頭がおかしい人が多い」といったイメージがあると考察できます。
実際、私が勤務していた工場でも「頭がおかしい」と思われる人は一部で、大半の人は良い人でした。
工場勤務に頭がおかしい人が多いということはありません。
そういった人は、ごく一部です。
工場勤務の人が「頭おかしい」と言われる理由について、詳しくは下記の章をご覧ください。
記事内リンク:工場勤務の人が「頭おかしい」と言われる理由は?
工場勤務の頭おかしい人とのトラブルを根本的に解決するには?
工場勤務の頭おかしい人とのトラブルを根本的に解決するには、工場から抜け出すしかありません。
工場勤務から抜け出すには、転職エージェントの利用をおすすめします。
その理由は、転職エージェントがあなたの転職活動を全面的にサポートしてくれるからです。
具体的には「求人紹介」「応募書類の添削・提出」「面接対策」「面接日の調整」「内定後の条件調整」「在職中であれば退職サポート」といった転職活動をバックアップしてくれます。
無料で利用でき、1人で転職活動するよりも転職の成功率を高められるのでおすすめです。
工場勤務者におすすめの転職エージェント・転職エージェントの選び方について、詳しくは【工場勤務者必見!】おすすめの転職エージェント5選と選び方3ステップをご覧ください。
まとめ:工場勤務の頭おかしい人の特徴と、関わり方・対処法
この記事では、私が実際に出会った工場勤務の頭おかしい人の特徴と、関わり方・対処法について解説しました。
- 部下の話を聞かない・コミュニケーションの取れない上司
- 取引先からの注文を担当部署に伝え忘れる上司
- 自分の失敗を部下のせいにする上司
- 病欠すると謝らせる上司
- 会社の製品を盗む人
- 無断欠勤する人
- トラブルがあったり、忙しくなったりするとキレる人
- 人の悪口が多すぎる人
詳しくは「工場勤務で実際に出会った「頭おかしい人」8選」(記事内リンク)をご覧ください。
- 関わらない・距離を置く
- 話を鵜呑みにしない
- 自分の情報を相手に教えない
- 気に入られようとしない
- 孤立しない
詳細については「工場勤務の「頭おかしい人」との正しい関わり方5選」(記事内リンク)をご覧ください。
- 上司・人事部へ相談する
- 部署異動を申し出る
- 転職活動を始める
詳しくは「工場勤務の頭おかしい人への対処法3選」(記事内リンク)をご覧ください。
工場勤務に限らず、頭がおかしい人はどこの職場にも一定数存在します。
大切なのは、そういった人たちとの関わり方や対処法を知っているかです。
なぜなら、関わり方や対処法を知ることで、気持ちに余裕ができストレスを軽減できるからです。
この記事で紹介した、頭がおかしい人との関わり方や対処法により、あなたの人生が少しでも良い方向に進むことを願っております。
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